2026.03.30

コボットジョイント式ブレースシステム耐震補強(床下の根がらみあるいは大引きの補強)

コボットジョイント式ブレースシステム耐震補強(床下の根がらみあるいは大引きの補強)

コボット耐震補強施工事例。

コボットジョイント式ブレースシステム。

お写真の状況から拝見するに、床下の根がらみ(あるいは大引きの補強)としてコボットステンブレースを使用されてます。

結論から申し上げますと、この製品は正しく施工することで、木造住宅の「水平構面(床の剛性)」を強化する非常に有効な耐震補強**になります。

耐震補強としての役割

地震の揺れが発生した際、建物には水平方向の大きな力が加わります。このとき、床や天井が「ひずみ」に耐えられず変形してしまうと、壁がいかに強くても建物全体がねじれて倒壊する原因になります。

コボットステンブレースは以下の点で効果を発揮します:

床のねじれ防止: 写真のようにX状(たすき掛け)に配置することで、四角形のフレームが平行四辺形に歪むのを防ぎます。

力の伝達: 壁の補強(耐力壁)へ地震のエネルギーをスムーズに伝えるための「受け皿」としての機能を高めます。

ステンレスの耐久性: 床下は湿気が溜まりやすい場所ですが、ステンレス製であるため錆に強く、長期間にわたって強度を維持できます。

施工上のチェックポイント

写真を見る限り、綺麗に張られている印象ですが、より確実に耐震性能を発揮させるためには以下の点に注目してください。

端部の固定(専用金具): ブレースの端が専用の「コボット」金具で大引きや土台にしっかりボルト締めされているかが重要です。

テンション(張り具合): 緩みがあると、揺れ始めの瞬間に効果が出ません。手で触れてピンと張っている状態が理想です。

全体のバランス: この部屋だけでなく、建物全体のバランス(偏心)を考えて配置されているかが、家全体の耐震診断上のポイントになります。

床下の補強は、リフォーム時でないとなかなか手を出せない重要な部分です。この施工によって、足元からの粘り強さは確実に向上していると言えます。

もし「この金具の締め付け具合をチェックしたい」や「他の部屋とのバランスについて詳しく知りたい」といったご要望があれば、いつでもお知らせください。

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