コボット メンテナンス・ツール
コボット誕生29年目の「小さな大発明」

あの阪神淡路大震災から丸28年──

木造軸組建築の耐震補強金物としてすっかり定着したコボット・システム。
これまでの多くの施工実績やご使用者様のお声をふまえて
小さいながらも大きく役立つメンテナンス・ツールを開発しました。

  • ピン!と張ったはずのブレースが、いつのまにかたるんでいる。

    これは、ブレースのねじがゆるんだ訳ではなく、木材が経年変化により乾燥して痩せることが原因です。
    (※コボットの性能は施工誤差によるステンロッドの張りのばらつき等を考慮して、実力値から10%低減した性能で大臣認定を取得しております)

  • ブレースの任意の場所を掴んで回せる「張るピン!」登場。

    コボットのブレースには、基部近くに掴めるツブシが入っていますが、ここが使い難い場合、どこにでもセットできるメンテナンス用ツールが完成しました。
    小さな道具ですが、とても使い易く便利。ブレースが簡単にピン!と張れます。

  • 弱い地震のあとのコボット・システムの再生セッティングにも。

    コボットの弾性域を超える力が加わった場合、ブレースが伸びてたるむ場合があります。
    そんな時にも「張るピン!」なら簡単にたるみをとることができます。
    (※ステンレスの加工硬化という性質上、伸びたブレースは以前よりも強くなります)

張るピン 製品イメージ

ステンブレースをどこでも掴める!廻せる!張れる!
「張るピン!」の使い方

  • 2本のボルトを抜いて、「張るピン!」を2つに分解する。
  • ブレースの使い易い場所に、はさんでセット。
  • モンキーレンチで「張るピン!」をつかみ、
    ゆるんだブレースがピン!と張る方向に回す。
  • もう1本のブレースに「張るピン!」を移し、
    同様の強さに張って、メンテナンス完了。
張るピン 製品写真

動画

メンテナンス方法

日頃より、コボット株式会社をご愛顧いただき、誠に有難うございます。
コボットの緩みが気になるお声を多数いただきましたので、メンテナンス方法をご説明いたします。

張るピン!が必要な場合、不必要な場合がございます。
下記に説明しておりますので、必要な場合、お申し込みフォームよりご連絡いただければ無償にてレンタルさせていただきます。張るピン施工完了後、同封している着払い送り状を使って、1週間以内に返却をお願いいたします。
※郵送に関しては、お届け迄少々お時間かかる場合がございます。

引き続きご贔屓のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

※ブレースが緩んでいる状態

※ブレースが緩んでいる状態

  • コボットステンロッドしか見えていない箇所に使用します。まずは張るピン!を2つに分解をします。

    コボットステンロッドしか見えていない箇所に使用します
    張るピン!を2つに分解
    分解した張るピン!を設置
  • ステンロッドのどの部分にでもOKで、挟み込むようにボルトを閉めて固定する。(どこにでも設置可能)

    挟み込むようにボルトを閉めて固定
    ボルトを固定した図
  • ボルトをスパナで締め込み固定し、そのまま張るピンをモンキーレンチで時計周りに回す。※ステンロッドが張らない場合は、反時計方向へ回す。

    ナットをスパナで締め込み固定
    張るピンをモンキーレンチで時計回りに閉め込む
  • これ以上回らない位きつくテンション掛かれば完了。張るピン!をスパナで取り外す。

    これ以上回らない位きつくテンション掛かれば完了。張るピン!をスパナで取り外す
  • 張るピン施工完了後、同封している着払い送り状を使って、1週間以内に返却をお願いいたします。

  • まず、潰しが見えているコボットのナットを緩める。

    潰しが見えているコボットのナットを緩める
  • ステンロッドの潰しの部分にスパナを引っ掻けて時計回りに回して締め込む。

    ステンロッドの潰しの部分にスパナを引っ掻けて時計回りに回して締め込む
  • これ以上回らない位テンションが掛かればOK

    これ以上回らない位テンションが掛かればOK
  • 最後にナットを締めて完了。

    最後にナットを締めて完了

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    ●施工状況の確認

    コボットの利用状況を確認いたします。
    張るピン!が必要かどうか弊社にて確認させていただきます。
    ※ファイルのサイズの上限は5MBです。
    ※添付可能なファイル形式:jpg、png、gif、pdf、heic