しなやかで強靭なステンレス製ボティと細いブレースの絶妙なコンビネーションで、全方向からの力を吸収する

軸組構造の基本である、柱、土台、梁で構成される壁面を強化すること。これがコボットの原点です。
まず4つの接合箇所をコボット本体でしっかり固定し、さらにこれまでの木の筋交いに代って、しなやかで強いステンレス製ブレースをタスキ掛けに張る。
このシンプルなシステムで、壁倍率は1間(1,820 ㎜)で3.3倍、半間(910 ㎜)で 2.7倍の耐震性能を獲得し、国土交通大臣の認定品となりました。

コボット 倍率試験詳細

さらに京都大学防災研究所においても1,000gal にも耐える試験成績を修めました

コボットで補強した壁についてテストを行った結果、実際の屋根より重い荷重をかけた上で、1,000galの入力加速度にも見事に耐え抜きました。さらに2倍以上の荷重をかけた実験においても、コボットステンブレースシステムは 1,000galでも破壊には至りませんでした。
(阪神淡路大震災時 818gal)