Q告示1460号に示されている鉄筋(径9mm以上)の筋かいは、たすき掛けの場合は2倍と示されています。コボットの仕様は告示と比べて、どのような違いがありますか。
A
コボットは下記点が告示1460号の仕様と異なります。
・専用金物を、引抜強度に優れた専用ビス9本で留め付ける(釘よりも強固に固定)。
・径9mmのブレースを柱や梁に貫通させることなく専用金物へ取り付ける(市口への負担軽減)。
結果として、告示1460号に定められている鉄筋筋かいよりも高い壁倍率認定を取得しています。
(半間=2.7倍、一間=3.3倍)
<参考:告示1460号抜粋>
・径9ミリメートル以上の鉄筋 柱又は横架材を貫通した鉄筋を三角座金を介してナット締めとしたもの
・又は当該鉄筋に止め付けた鋼板添え板に柱及び横架材に対して長さ9センチメートルの太め
鉄丸くぎ(日本工業規格A5508(くぎ)-1992のうち太め鉄丸くぎに適合するもの又はこれ と同等以上の品質を有するものをいう。以下同じ。)を8本打ち付けたもの。