Q低減係数αとは何ですか?
A
壁倍率の算定にあたり、指定性能評価機関が定める係数で以下の4要因から決定されます。
1)用途に関する要因(屋外に常時さらされているかどうか等)
2)耐食性に関する要因(水分や電食による腐食等)
3)施工性に関する要因(職人の技能や工具による金物留め付け状況のばらつき等)
4)工学的な判断(他の筋交いや合板仕様墜に対応 できる変形性能があるか等)
※ 壁倍率=短期基準せん断耐力x低減係数α÷(試験時柱芯々間寸法×1.96kN)
(コボットの場合、上記3)を考慮して低減係数α=0.9と判定されています。
(短期基準せん断耐力等の詳細値は、性能評価書または試験報告書をご参照ください)